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Xavier Phillips

グザヴィエ・フィリップ

グザヴィエ・フィリップはパリ生まれ、6歳からチェロを始めました。15歳でパリ国立高等音楽院に入学し、フィリップ・ミュラーに師事、1989年に一等賞で卒業した。

その後、彼はベオグラード・ヤングアーティストコンクール第2位、チャイコフスキー国際コンクール特別賞、ロストロポーヴィチ・コンクール第3位及び特別賞、第1回ヘルシンキ国際コンクールで満場一致の第1位を獲得するなど、数々の国際コンクールで受賞している。特にロストロポーヴィチとの出会いが、その後のソロチェリストとしての道を切り開くきっかけとなり、彼のデビューをパリ管弦楽団で果たした。

​Cello / France

2015年、グザヴィエ・フィリップは、ピアニストのフランソワ・フレデリック
・ギイ(アパルテ/エヴィデンス)とともに、ベートーヴェンのチェロとピア
ノのための全集に特化した録音をリリースした。この録音は、グラモフォンの
「エディターズ・チョイス」やザ・ストラッドの「推薦」など、優れた批評家
から高い評価を受け、グラモフォン誌によって「最も美しいベートーヴェンの
録音 50 枚」の 1 つとしても評価された。

 

2019年にはジャック・オッフェンバックによる2本のチェロのための6つの二重奏曲を、長年の友人であるアンヌ・ガスティネルとの共演で録音した。このアルバムはプレスからも表彰された。2023年の秋には、ピアニストのセドリック・ティベルギアン(『ラ・ドルチェ・ヴォルタ』)を迎え、ガブリエル・フォーレのアルバムがリリースされた。

2022/23シーズン、グザヴィエ・フィリップはハイドン協奏曲でドイツとスイ
スのビール・ゾロトゥルン管弦楽団とのツアー、メス・アーセナルでメス国立
管弦楽団とショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第2番の共演、そのほかパリ・
フィルハーモニー、シャンゼリゼ劇場などで公演を行なった。

ソリストとしての活躍に加え、後進の指導にも力を注ぎ、室内楽にも力を入れている。シュロモ・ミンツ、ジャン=マルク・フィリップ=ヴァルジャベディアン、レジス・パスキエ、デイビッド・グリマールなどの著名なアーティストと共演している。

使用チェロ:マッテオ・ゴフリラー(1710)

Webpage: http://www.musicaglotz.com/musiciens/phillips-xavier-cello/?lang=en

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2001年9月にパリ管弦楽団でデビュー後、ロストロポーヴィチの指揮の下、ワシントン・ナショナルシンフォニーやニューヨーク・フィルハーモニックでプロコフィエフのシンフォニア・コンチェルタンテを演奏。その後もシカゴ交響楽団と共演するなど、国際的なキャリアを積み重ねてきた。2006年には、パリ管弦楽団からサル・プレイエルでの公演に招聘され、デュティユー作曲の「遥かなる遠い国へ」を卓越した解釈で演奏した。

フィリップは世界各地で数々のオーケストラと共演し、リッカルド・ムーティ、クルト・マズア、クリストフ・エッシェンバッハ、ワレリー・ゲルギエフ、ジェームズ・コンロン、ウラジーミル・フェドセーエフ、ウラジーミル・スピヴァコフ、ジョナサン・ノットなどの著名な指揮者と共に演奏している。2014-15年シーズンには、パーヴォ・ヤルヴィ指揮のパリ管弦楽団とラロのチェロ協奏曲を共演。さらにローザンヌ室内管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、ケベックシンフォニーオーケストラ、BBCウェールズ交響楽団などとも共演を果たしている。

最近のオーケストラとの録音は、ショスタコーヴィチの協奏曲第1番「不協和音」と、ルドヴィク・モルロー指揮シアトル交響楽団と共演したデュティユーのチェロ協奏曲「遥かなる遠い国へ」である。この録音は2015年のグラミー賞にノミネートされており、グザヴィエ・フィリップ自身もグラミー賞の「最優秀インストゥルメンタル・ソロ賞」にノミネートされた。

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